先日帰りの車の中でラジオを聞いているとJAL再生の稲盛和夫さんがどうやって再生したかという内容の本の話をしてました。とても興味深く、家に到着しましたが終わりまで聞いてしまいました。
このあいだ、本屋に寄った時にふと思い出して本があるか捜しますとありました。
読んでみるととても参考になる内容で簡単に紹介します。
稲盛さんが、JALに持ち込んだ経営の要(かなめ)は、意識改革と部門別採算制度でした。
意識改革はJALフィロソフィが書かれた手帳で、40項目からできた行動指針でした。意識改革とは日々の行動を如何に変えて行くかが大切なんですね。
うちの会社も意識改革の研修をお受けすることがあります。
その時は「自分達の力で変える職場づくり」と言うテーマで「クレド」や「行動指針」の作成を時間を掛けて社員さんの話し合いの中で作成していきます。
作成するところまでは皆さん一生懸命「自分ごと」でやってくれますが、その後の実践するところは、なかなか進みません。絵に描いた餅の状態ですね。
実践して行く中に、フィロソフィ教育を行い皆が話し合い、腑に落とし込むことが必要であること等、この本の中にヒントがいっぱい詰まっていました。
最後にこのテーマ「仕事は楽しく」、好きで独立してこの仕事を選んだが、いま自分は「仕事は楽しく」を実践しているかを自分に問う。心がけているつもりだがまだこの境地ではないことも気づかされました。
これからも「仕事は楽しく」でやって行きます。
(稲盛和夫「仕事は楽しく」鍋田吉郎 著 引用)
「仕事を楽しくするためには、仕事を好きになる努力をすることです。好きになる努力とは、今日よりは明日、明日よりは明後日と、次から次へと創意工夫を重ねていくことです。」
今自分に与えられた仕事を好きになる努力をすべきだ。
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